想ひ出さっぽろぽろ

想ひ出さっぽろぽろ

はい!どうも!

ノスタルジア神田です!

 

僕は現在35歳です。

実は4-5歳くらいの頃に札幌の「西区山の手」という場所に住んでいました。

父親の転勤の都合で、二年ほど札幌にいたんですね。

幼稚園の頃です。

 

当時のことはよく覚えています。

今回、実に約30年ぶりに当時住んでいたマンションを訪れてみたいと思います!

これまでの旅は「距離の旅」でしたが、今回は「時間の旅」です。

 

琴似から歩く

今回の目的地は札幌市西区です。しかし、どうやって行けばいいのか良くわかりませんでした。電車の路線も走ってなさそうでしたし、タクシーはなんか贅沢だし、バスで行ける感じかな?と思いネットで調べていましたが、バスの経路を調べるのがだんだんおっくうになってしまい、とりあえず琴似から歩いて道一本であることがわかったので、歩いて行くことにしました。

前日に雪が積もったので、とっても歩きづらかったですが、街並みを楽しめてよかった。

 

山の手パークハイツ

だんだん住宅地っぽくなってきまして、電柱に表記されている住所も「西区」になってきました。ウロウロしていると…見覚えのある形の建物が。

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ここだ「山の手パークハイツ」

 

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塗装は塗りなおされていますが、形はそのまま。

残っていてくれたんだ。うれしい。

 

当時のことを思い出します。

 

幼稚園児のころ自転車に補助輪を付けていた僕は、補助輪がカッコ悪いと思、マンションの管理人さんに補助輪をとってもらいました。親の承諾なしで勝手に取り外してもらったのです。

当時の幼稚園児としては自分の判断で補助輪を外すなんて、思い切った行動をしたと思います。園児の覚悟を感じます。

結局、補助輪なしの自転車には全然乗れなかったので、管理人さんにまた補助輪を付け直してもらいました。そのうえ、親にこの一件が知られてしまい、「勝手にそんなことしちゃダメでしょ。管理人さんにもご迷惑でしょ。」と怒られるという大変おそまつな結果に終わりました。

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その時、自転車の練習をしたのがこの駐車場でした。

懐かしいなぁ…。

 

あの頃の自分に伝えたい。

「僕は大人になったよ。もう補助輪つけてないよ。」と。

 

 三角山

 

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この写真はマンションから見えた「三角山」

こんなに三角なんですね。思っていたよりとんがってる。見事に三角。

 

 草ぶえ公園

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当時の遊び場。

妹や近所の子供たちと一緒になってよく走り回っていた公園があります。

それがここです。草ぶえ公園。

 

けっこう広い公園だった記憶があるけど、大人になって見てみたら意外と狭く感じるのかな?と思っていたら、案外広かった。

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滝もあるし、広く丘のようになっているスペースもあって冬には雪ぞりなどが楽しめます。

 

30年ぶりの草ぶえ公園にうれしくなった僕は感極まって

雪の積もる公園の中にザクザクと足を踏み入れました。

 

すると、その深い積雪に足をつかまれまして、身動きが取れなくなりました。

ひとりでもがいても足が抜けない…!

本格的にヤバい感じになってしまいましたが、なんとか抜け出してきました。

あせった。

 

自然の猛威はこわいよ。

思い出の公園で遭難とかイヤすぎる。

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 ラッキービックリマン事件

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幼稚園の頃にロッテの「ビックリマンシール」が大流行していました。

僕もその大流行の波に乗ってビックリマンシールを集めていました。

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よくこのラッキーでビックリマンチョコを買ってもらっていましたよ。

 

そういえば、こんな思い出があります。

 

幼稚園で僕によくちょっかい出してくる、いじめっこ(?)みたいなやつがいました。

そいつは2.3人のグループでよく行動していました。

 

僕がある日、いつものようにラッキーのビックリマンチョコ売り場に行くと、やつらがいます。両手で隠しながらコソコソと何かをしていました。

そいつらが、僕がいることに気づくと「あっ、なんだよ!…あっちいけよっ…(汗)」

 

そんな感じで明らかに不審でした。

 

僕は「やつら、ビックリマンチョコからシール抜いてるんじゃないだろうか…。」

と思いました。

 

当時、ビックリマン人気が全国的に加熱していまして、

シール欲しさにチョコを買ってシールだけ抜いてチョコを捨てるということが社会問題になっていた時期だったのです。

 

僕はラッキーの店員さんに「何か変なことしてる人たちがいます」とやつらの悪事をリークして、店員さんがやつらに「何してるの?」ときくと、案の定、チョコを開封してシールだけ抜いていたのでした。

 

あわてるいじめっこ軍団。

現行犯でフィニッシュです。

 

僕はその店員さんのちょっと後ろにいて、店員さんを盾にしてそこにたたずんでいました。その「仕掛け人」感はすごかったと思います。

 

結局、やつらは店員さんに連れていかれて、

次の日から僕にちょっかいを出してくることはなくなりました。

おそらく親にこっぴどく怒られたのでしょう。

 

自分の手を汚さないで他人にやらせる、小ズルい神田。

まぁしょうがないよね。

やつらが悪い。これはれっきとした軽犯罪ですから。

おそらくやつらはこの一件で前科が付いたと思います。(んなこたない)

 

センチメンタルな気分になってみたりする

思い出の場所を30年ぶりに訪れることができて、当時のことをリアルに思い出せてよかったです。

想い出の場所を訪れた時、なんだか胸の奥が切なくなるのはなぜでしょう。

さらに月日が流れて、またこの場所を訪れた時、今日のことも思い出すのだろうか。

 

そんなことをひとりでぼんやり考えていました。

 

来てよかったです。

これからもこの思い出の場所が形を残してくれていれば、うれしいです。