本土最東端の納沙布岬を目指す!
本土最東端の納沙布岬を目指す!
北海道には「本土最先端」が二か所あります。
ひとつは北の果て。宗谷岬。
そしてもうひとつは東の果て。納沙布(のさっぷ)岬。
次は本土最東端へ行ってみましょう!さぁ!目指すは根室じゃ!おりゃーーー!
根室ってどんなところ?
根室市は北海道の最東端。
アイヌ語の「ニムオロ」(木の繁る所)という言葉が地名の由来になっています。
プロペラ機の単独無着陸横断中にリンドバーグが根室に到着した記録が残っています。
札幌から根室までどうやって行って帰って来るか?
「オーロラ号」という都市間高速バスがありますので、それに乗ります!
札幌22:30発→根室駅前ターミナル5:40着(片道7400円)
そして「スターライト釧路号」という高速バスに乗り換え
釧路駅前18:05発→札幌23:15着(片道5770円)
という気合の入った弾丸スケジュールです。
まぁ今回の目的は納沙布岬なので、そこまで行ければ満足なのですが、せっかく道東まで行ったならついでにもう一か所。釧路も見て帰ろうぜ的な発想でこのスケジューリングになりました。
…というのも札幌~根室は実に425.5kmあります。
東京から西へ向かうこと兵庫県神戸市までが400km
札幌から根室に向かうということは、
それ以上の距離の移動となります。わかりますね。ここは欲張っていきましょう。
根室と釧路で一挙両得やで
一晩かけて夜行バスで根室に到着
僕は北海道に来るまで夜行バスに乗ったことがありませんでした。
しかしもう慣れたものです。函館、稚内に続いて三回目です。
「三回くらいでコツつかむ~」ってやつです。
22:30の夜行バスに乗り込んで、寝て、目が覚めれば…。
はい。根室の朝です。
ここから根室交通の納沙布線に乗り込みます。6:30始発!
いざ!納沙布岬へ!
バスの窓から見える風景。
なんか湖の表面、凍ってますけど…!
シカ注意!
45分ほどかけて納沙布岬に到着!
「Nosappu Misaki Cape」って…。
「Nosappu Cape」じゃないのか。
ちなみに稚内に行った際に「ノシャップ岬」という岬がありました。
「納沙布(ノサップ)岬」と名前が似てますよね。
「ノシャップ」はアイヌ語で「ノッ・シャム」で「岬が顎のように突き出た所」
そして「ノサップ」はアイヌ語で「ノッ・サム」で「岬の傍ら」という意味です。
似ていますが違う意味なんです。
それにしても寒い。
3月で雪もだいぶ少なくなっていましたがやっぱり海風は寒い。
納沙布岬には記念碑がたくさんある
宗谷岬と違い、わかりやすくなにかひとつモニュメントがあるわけではなく、
様々な団体が各々で記念碑を建てているというのが納沙布岬の特徴です。
本土最東端の食堂
最東端の食堂「鈴木食堂」見つけました。
営業はしていなかったので入れませんでしたが
バイト募集してました。
本土最東端のポスト
最北端のポストもありました。
手紙出してぇ。
猫がいるお土産屋さん
きまぐれなスタイルで営業するお土産屋さんがありました。
じーーー…。っと見てる。
美味しい納沙布グルメをいただく!
納沙布岬には「東光」と書いてある観光施設があります。
お土産屋さん+食堂といった感じなのですが、僕が訪れたら何故か納沙布岬の美味しい昆布と花咲ガニの味噌汁を無料でふるまっていただきました。
昆布美味しかった!味噌汁もかなり美味しかったです!
岬の風がメチャクソ寒かったし、
コンビニすらないので、これにはだいぶ救われました…
ありがとうございました。ごちそうさまでした。
四島のかけはし
「四島」と書いて「しま」と読みます。
「北方領土返還」を祈念するために作られたシンボルです。
ちなみにデザインも北方領土をイメージしているんだとか。
オーロラタワー
別名「望郷の塔」といいます。
展望台から北方領土を一望できるそうです!
時間が合わなくて、今回は上れませんでしたが、これは上りたかったなぁ…!
それと、実際に来てみて思いましたが根室に来られる方はレンタカーを借りた方が良さげです。何せバスの本数が少なすぎます。レンタカーがあれば花咲港や風蓮湖などにも気軽に移動ができるでしょう。
さて、ザっと納沙布岬のスポットをご紹介しましたが
納沙布岬には北方領土を学べる「北方館 望郷の家」という建物があります。
ここで現在の北方領土問題を学んで参りました。
とても興味深いお話をたくさんきけましたので次回はそのレビューを書きたいと思います!