ついに到達!宗谷岬!

ついに到達!宗谷岬

いよいよ宗谷岬へ!


ノシャップ岬で自然の畏怖を感じ、
稚内駅前バスターミナルまで戻ってきました。

 

宗谷岬へ向かうバスは「浜頓別高校行き」というバスです。
宗谷岬は終点ではないので、これは本当に要注意です。

 

稚内駅バスターミナルから
バスに乗り込み、いざ宗谷岬へ。

運賃は片道1390円ですが、

ここはお得な「記念乗車券」がありますので

購入しましょう。往復2500円でお得です。

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稚内駅前バスターミナル窓口で購入できます。

 

バスから見る最北端の雪景色はキレイでした。
なんか心も白紙に戻るような気がします。

 

宗谷岬に到着する途中、巨大なプロペラが山の上で回っていました。
これは風力発電のためのプロペラです。

 

巨大なプロペラ群が悠然と回っている光景はまるでスタジオジブリ作品の世界観のようですごかった。ワクワクしました。

 

稚内駅前バスターミナルから50分ほどで宗谷岬へ到着。

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バスから降りた瞬間、その寒さに痺れました。

 

うーわ!
ものごっつ寒い!!!!

 

これはもう「凍てつく波動」ですね。真冬の宗谷岬。やっばい。
オホーツク海の海風が…す、すごい…!冷たい…!


ノシャップ岬も過酷でしたが、それに輪をかけて宗谷岬は過酷です。
命の危機を感じるくらいの寒波を初めて感じました。

 

「寒い」の感覚は「寒い」を通り越して、気が付くと「痛い」に変わっていました。

感覚を失った指先でかろうじてスマホを持って、
なんとか撮影しました。


宗谷岬のモニュメントとオホーツク海の光景です。

 

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「日本最北端の地の碑」の裏側にも行けたので行ってみました。

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ここが「日本最北端の地の碑」の裏側。本土最北端のさらに北端です。

 

最最北端までたどり着けました。

宗谷岬から遥か海の向こうに樺太が見えました。
樺太は別名「サハリン」と言います。日本から最も近い外国です。

 

宗谷岬には間宮林蔵の像がありました。

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間宮林蔵は江戸時代の探検家です。樺太が島であることを発見した人です。

 くわしくは間宮林蔵wikipediaをどうぞ。

間宮林蔵 - Wikipedia


僕は宗谷岬に「食堂最北端」というお店があるときいていたので
ぜひそこで朝食を食べたかったのですが…。

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この有様。


ネットの情報では「開店中」になっていたのに!
Googleのウソツキ!!

ネット情報はあまり信じてはいけません。

真冬の北海道では情報の正確性は天候に負けるのです。


あんびりーばぼー。

 

とりあえず、このままでは凍えてしまう。
鼻水もたぶん出てる。
顔面の感覚がすでにもうないからわかんないけど。

 

急いで宗谷岬のお土産やさんに、一旦、避難。

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ちなみに「只今の気温マイナス8.3度」だそうです。

 

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お土産屋さんの奥に流氷が展示されていました。なぜ。

 

そして帰路へ!

そして稚内駅に戻るバスに乗り込みました。

 

たからやの塩ラーメン

「食堂最北端」に行けなかったハラヘリの僕は稚内駅前に到着して、
駅前にあったラーメン屋さん「たからや」に入りました。

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塩ラーメン(700円)
やっとありつけた。食事。すごーく美味しかったよぅ…。
なるとではなくカラフルな麩が入っています。

 

ちなみに北海道のラーメンってスープの量が多いお店がちょくちょくあるんですよね。
これは地域性なのかしら?


そして
稚内13:05発の「都市間高速バスはまなす号」に乗って帰路につきます。
札幌には18:50に到着!

 

はーい!おつかれっした!!

 

宗谷岬への旅も良かった!
雪のない季節に行くのもいいですけど、
あえて真冬にトライしていくのも一興かと思います。

 

そして宗谷岬から遥か海の向こうに見えた樺太

 

僕の祖母の故郷が樺太なのです。
現在は樺太全域がロシア領ですが、昔は樺太の南半分が日本でした。

 

ある種、僕のルーツにもなる地ですので一度は行ってみたい。
そして昔の日本の名残を訪ねてみたいものです。