はじめましてこんぴらさん
はじめましてこんぴらさん
移動の足がない
黒川で讃岐うどんを堪能したあとは先ほどの「琴平」に電車で戻ります。
「黒川駅」の時刻表を確認して僕は愕然としました。
次に来る琴平行きの電車が来るのが一時間半後になるとのこと。
ガッデム。東京のノリで考えていた自分を呪う瞬間。一時間半待ちって…。
そうです。地方は基本が「車社会」ですので電車の優先順位が低いのです。
地元の方に「琴平行きのバスとかありませんか?」訊いてみましたが「ない」という返答。
前にもこのブログに書きましたが、僕はウルトラ級のペーパードライバーなので車の運転が非常に困難です。しかしこういった地方に来た場合は本当は車移動が良いです。絶対車移動が良いです(二回目)
とにかく車の運転ができる人はレンタカー借りて移動してください。
おそらくレンタカーであれば高松空港からこの黒川まで移動して琴平に行くなんてけっこう楽にできると思います。やっぱり車の運転、学び直そうかな…。
結局一時間半電車を待った
なんやかんや一時間半ほど自然の中で風を感じたりしてマイナスイオンを存分に浴びてリフレッシュしているうちに電車到着。琴平へゴー。琴平まで15分弱。
琴平に到着して、僕は「金刀比羅宮」へ向かいました。
この「金刀比羅宮」は全国的に非常に有名な観光スポットです。しかし僕はそれをあまり知らず、なんとなくにぎやかだしサクッとお参りしようと考えていました。
…しかしそれは甘い考えであることを僕はのちに痛感させられることになります…。
金刀比羅宮の基本知識
「金刀比羅宮」とは元々真言宗の神社です。全国の金刀比羅神社の総本山がここです。
人々からは「こんぴらさん」という愛称で親しまれています。
この「金刀比羅宮」は階段が非常に多く過酷です。
御本宮まで785段→ビル40階に相当
奥社まで1368段→ビル69階に相当
…という極めてクレイジーな高さなのです。
僕はそんなこともつゆ知らず、気軽な気持ちで登り始めたのです…。
頂点を目指す
100円でレンタルしてもらえる杖がありました。
籠屋さんの往来がよく見られました。
この時点ですでに「結構登ってきた感」があったのですが
鳥居の横断幕とこの先に続く道の様子が「まだまだ先は長いぜ感」を醸し出していたので、この辺りで僕は「あれ?なんか長くない?」と違和感を抱き始めます。
「旭社」に到着。国の重要文化財です。
ここで終わりだな!と思ったら…。
まだ続く…。
前日あまり寝ていないこともあってこのあたりから睡魔と疲労に襲われはじめて、目の前がぐらんぐらんになりながらも意地だけで登り続けました。
はいてっぺん到着。
香川の地を見下ろす絶景。
感動もひとしお。
ちゃんと時間をはかっていませんでしたが頂上まで40分もかからないくらいだったと思います。さぁ馬もいるし、お参りもしたし降りよう…。(馬関係ない)
こんぴらさんの名物お菓子を食べる
一番下まで戻るとお土産屋さんや休憩できるお店がたくさん軒を連ねる門前町があります。
そこで疲れた身体を癒す甘いものを食べましょう。
おいりソフトクリーム
ソフトクリームのまわりに香川の伝統的菓子「おいり」をトッピングしています。カラフルで可愛らしいですよね。サクサクした食感が良い感じ。350円です。
灸まん
歴史あるこんぴらみやげの代表格がこちらの「灸まん」です。
お灸の形をしているおまんじゅうだから「灸まん」
一個75円です。四個セットで400円くらいだったからそれ買いました。
この灸まんを販売している「石段や」はもともと旅籠だったそうで、そこで実際にお灸をすえるサービスをしていたことから生まれたお菓子なんです。
黄身餡がぎっしりでおいしかった。
石段やホームページ
さて香川名所の洗礼を受けたところで、電車に乗って高松に行きましょう。
次回に続きます!