札幌グルメジャーニー⑤
札幌グルメジャーニー⑤
だるま軒
僕が二条市場を散策していた時にたまたま見つけて入ったラーメン屋さんがこちら「だるま軒」です。「創業六十余年 札幌ラーメンの元祖」というのがキャッチフレーズのようです。たしかに歴史を感じる店内には多くの著名人のサインがたくさん飾ってありました。
だるま軒は「カレーライス(600円)」も人気らしく、本当はラーメン+カレーライスのセットを注文したかったのですが、もうその日の分のカレーはなくなったと言われてしまいました。
…というわけで僕が注文したのは「ラーメン(600円)」単品!
東京ラーメンのルックスの様な醤油ラーメン。この歩き疲れた身体にじわっと沁みてくるあの美味しさが忘れられませんです…!
だしまき玉子が乗ってるのもユニークですね。
味噌ラーメンも好きですが、この札幌だるま軒の醤油ラーメンも絶品!
全然関係ないんですけど、このお店にマフラー置き忘れてしまって、焦って引き返したらお店が閉まっていて、さらに焦って入り口のガラスドアを爪でカンカン鳴らしてみたら、奥から店主が優しい笑顔で僕のマフラー持ってきてくれました。
ご迷惑おかけしました。その節はありがとうございました。
みそラーメンのよし乃 テレビ塔地下店
札幌でいろいろな味噌ラーメンを食べましたが
神田が選ぶTHE VERY BEST OF 味噌ラーメンはこれです。
「みそラーメン(750円)」
特筆すべき特徴としては、もやしの量の多さです。このもやしがスープの味の強さを絶妙なバランスで中和させて、さっぱりとした後味にまとめ上げている点が素晴らしかったです。
チャーシューも美味しかった。
よし乃は本店が旭川なのでいわゆる「旭川ラーメン」の部類に入るようです。
それと、味には直接関係ないのですが閉店時間ギリギリにすべりこみで店内に入った僕をあたたかく迎え入れてくれて、店員さんたちが僕が食べ終わるのを急かすような雰囲気を出さなかった点も神田的にはとてもうれしかったです。
意外と最後の客をぞんざいに扱うお店って普通にありますからね。
まぁそんなこんなで、よし乃の味噌ラーメンはもう一度食べに行きたいです!
奥芝商店 実家
札幌駅に直結する「PASEO WEST」の一階にありますスープカレー店です。
以前スープカレーの「GARAKU」をご紹介しましたが、札幌ではスープカレーが名物として盛んなのです。
なぜかというと、札幌農学校にいたクラーク博士が栄養の取れた食べ物としてカレーライスを推奨していたことがスープカレーのルーツとなっているからだそう。
かつての札幌農学校、つまり現在の北海道大学には「カレー部」が存在するそうですよ!
そんなクラーク博士の意思を受け継いだビー・アンビシャス(野心的であれ)なスープカレーがこちらの「奥芝商店 実家」です
何がアンビシャスかって、なんと奥芝商店は海老をじっくりコトコト煮詰めてスープを作っていまして、これが当店の最大の武器。海老がすさまじい旨味を生んでいるのです。
僕が注文したのは「宗谷黒牛100%鉄板焼おくしばーぐカリーの巻 チーズのせ(1800円)」です!メニューの名前すっげぇなげぇ!ネーミングまでアンビシャスだ!
カレー皿のデカさもアンビシャス!
ライスにレモンが付いてます。
これでフレッシュさをカレーに加えてマンネリズムを抑え、味に新鮮な風を送り込むわけですね。素晴らしい。
宗谷黒牛ハンバーグも美味しかったけど、北海道野菜が最強に美味かった。
ちなみに紙エプロンもアンビシャス。
ビー・アンビシャスならぬエビー・アンビシャス。
食べ終わると皿の底に「海老の一滴は血の一滴」
このキャッチフレーズはちょっとこわい…。海老のダイイングメッセージか。
とっても美味しかったので、店に置いてあったノートにイラストを書き残してきました。
奥芝商店のスープカレーの素晴らしさを自分なりに表現したぜ。
神田的には札幌一の最強アンビシャス・スープカレーです。
美味しかった。ごちそうさまでした!
次回に続きます!