函館の骨の髄まで楽しみつくーす!

函館山のロープウェイに乗ろうとしたら…!

函館山は函館の観光名所の一つ。

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山頂からの見晴らしはそれはそれは絶景だそうです。

 

334.co.jp

市電に揺られて「十字街電停」で降ります。

そして「函館山ロープウェイ山麓駅」まで徒歩で向かったのです

 

…が!

あいにくこの日は吹雪が激しく、

悪天候ということでロープウェイが運休に…。

 

そうです。

そうなんです。

冬の北海道旅行をする際に心づもりしていていただきたいことがこれ。

 

「天候による運休」

 

です。

北海道の冬の天候は過酷なことが多々あります。

それゆえに、東京から北海道に飛んできた飛行機が

北海道の空港の悪天候により着陸できず、東京に引き返すということがあります。

 

飛行機ですら引き返すことがあるのです。

天候が悪くてロープウェイが運休になったり、

長距離バスが運航中止になることも当然あります。

 

そういった急な運休も起こり得ることを

常に覚悟しつつ、観光をお楽しみください。笑

 しょうがないので函館山付近を散策してみよう!

ロープウェイ残念だな~

しかし動かないもんは動かない。

しょうがないので気を取り直して、まず函館山を散策。

 

はい。ここは有名な観光スポットです。「八幡坂」。

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函館港まで一本の道で見晴らしが良いので記念写真場所によく使われます。

 

函館出身のロックバンド「GLAY」もここで写真撮ってましたね。

この「八幡坂」の近くには教会があります。

 

「ハリストス正教会

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「ハリストス」というのはギリシャ正教で「キリスト」という意味です。

orthodoxjapan.jp

 

謎の昆布の無人販売所があった…。

 

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日本最古のコンクリート電柱

山を下って街を歩いていると

こんなもの発見!

 

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「日本最古のコンクリート電柱」

そうなんですか!これが!まだ現役なのね!すごい!

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1923年から2018年(現在)まで。

実に95年も働いている、おじいちゃん電柱です。

 

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高田屋嘉兵衛資料館

そこからさらに少し歩くと江戸時代の商人「高田屋嘉兵衛」ゆかりの蔵が!

 

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現在は資料館になっているようです。

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高田屋嘉兵衛とは淡路生まれで蝦夷地(北海道)開発に尽力した商人です。

商売で大成功して今の貨幣価値で一兆円もの大金を手にしたのですが、

 

ひょんなことからロシアに拉致されてしまいます。

江戸時代当時のロシアに日本人が連れていかれるなんて異例中の異例。

 

この問題は国家間の問題へと発展していきますが、

嘉兵衛は持ち前の交渉能力で日露の仲を取り持ったのです。

 

なんでも幽閉されている間にロシア語を学び使いこなせるようになったそうです。

 

豪傑ですよ。嘉兵衛。

痛快すぎる。

僕の好きな歴史上の偉人のうちのひとりです。

 

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高田屋嘉兵衛をもっと知りたい方はこちらをどうぞ。

 合本 菜の花の沖【文春e-Books】

合本 菜の花の沖【文春e-Books】

 

そんな高田屋嘉兵衛の蔵が見れる!

…と思ったらここも冬季休業中でした!!!

 

おいおい!なんかついてねぇっす。

 

金森レンガ倉庫

気を取り直してそこからほんの数分歩くと

金森レンガ倉庫があります。

hakodate-kanemori.com

 

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ここはいたって普通の商業複合施設ですね。

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CALIFORNIA BABY

レンガ倉庫の近くに「CALIFORNIA BABY」というお店があります。

本日のランチはこちら。

 

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ででん!

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シスコライス!(770円)

 

GLAYJIROが著書「キャラメルボックス」で紹介していたそうです。

 

ランチタイムに行きましたらコーヒーもついてきました~。

こんもり盛られたライスの上に太いウィンナーが2本乗っかって、

その上からミートソースのようなソースがかかっています。

つけあわせのブロッコリー、ポテトサラダ、コーンとシスコライスとの相性が良い!

ボリュームもあって。とっても美味しい!!!

 

今までに食べたことない感じ。一気に食べちゃった。

どうしてこんな美味いものが函館でしか食べられないのかが本当に疑問です。

カリフォルニアベイビー - グルメ| 函館市公式観光情報サイトはこぶら

 

あうん堂

そうそう

GLAYといえば函館市内にはこんなものもあります。

 

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あうん堂

高校生だったGLAYが当時、活動の場にしていたライブハウスです。

やはり青春をGLAYともに過ごした僕としてはここに来れたことはうれしかったです。

http://aundo-hall.music.coocan.jp/

 

その「あうん堂」近くにはこんなものもあったり。

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函館には開発当時の新しい文化の痕跡がいたるところにあるから面白いです。

 

湯の川温泉 啄木亭

さて、夕方近くまで函館をうろちょろ歩き回っていたらだんだん疲れてきました。

一休みしたいなぁと思い、函館の温泉街。湯の川までやってきました。

 

ここにも市電で来れます。

「湯の川行き」に乗ってくださいな。

 

「湯元 啄木亭」に来ました!

www.takubokutei.com

湯の川にある数多くの日帰り温泉の中でここに決めた理由は、

ここが一番市電から近かったからです!笑

 

温泉とっても良かったです。

この日の函館は吹雪いて、止んで、また吹雪いて…。

の繰り返しだったので、観光するにはなかなか過酷な天候だったのですが

そんな旅の疲れも一気に癒されました。

 

やっぱり温泉ってすごいなぁ。

 

数時間ここにいましたね。

サウナ何往復したことか。

最高でした。

 

風呂上りは仮眠までさせていただきました。

ありがとうございやーす!

 

湯元 啄木亭

日帰り温泉は800円です!

 

さて気づくとあたりはもうすっかり日も暮れて夜になっていました。

天候が悪かったので、帰れなくなってしまう前に函館駅周辺へ移動(避難)

 

時間はもう19時をまわっておりました。

帰りのバスは23時です。

あと4時間ある!

 

函館を楽しむ上での注意点

函館駅周辺には深夜まで営業しているお店が極端に少ないです!

居酒屋なら数件ありますがファミレス的なお店が本当にないんです!

ラッキーピエロ函館駅前店

そこで僕は深夜12時半まで営業している

ラッキーピエロ函館駅前店」に駆け込みました!

 

函館市内のみで展開するハンバーガーチェーン店「ラッキーピエロ

luckypierrot.jp

今夜のディナーはここです!

 

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オーダーしたのは「ラッキーエッグバーガー(390円)」

 

人気ナンバー2メニューっす!

(ちなみにナンバー1は「チャイニーズチキンバーガー」です。これは社長が中華料理の経験者であることから生み出されたそうです。)

 

さて、このラッキーエッグバーガー、一口食べてびっくりしましたね。

美味すぎ。心が幸せで満たされます。なんでしょうこの幸福感は。

 

ラッキーピエロのポリシーとして「地産地消」を掲げていて、地元でとれた食材を地元で食べるということで非常に鮮度が高いです。それがこの何とも言えない幸福感となって現れているのではないでしょうか。

セットでオーダーしたフライドポテトにはチーズがかかっていて、これもポテトのほくほくさくさく感とチーズのまろやかさがとても相性よくマッチしていて美味かったです。

 

ラッキーピエロにはオリジナルグッズも販売しております。

 

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↑こちらは店頭にあったラッキーピエロオリジナルガラナ「ラッキーガラナ」専用自動販売機です。

ラッキーピエロが地元にある函館がうらやましいです。全メニュー食べたい。

そのためだけに函館に一週間くらい住みたい…。

 

しかもですね、店員さんに「函館駅前周辺で24時くらいまで営業しているファミレスはありませんでしょうか?」と質問したところ

「ここらへんにはファミレスないんです。もしよろしければ当店に居ていただいて大丈夫ですよ」と言っていただきました。

 

感動しました。

 

ラッキーピエロは人気店ですから、客足は途絶えないのです。

お店としては回転率を上げたいところでしょう…。

それでも吹雪で行き場もなく迷える子羊状態の僕を暖かく迎え入れてくれたラッキーピエロ…!

僕はすっかりラッキーピエロのファンになりました。

 

函館で一日中遊び惚けて、

吹雪の中で助けてもらった僕こそが本当のラッキーなピエロかもしれないね…。

(意味不明)

 

ラッキーピエロには関連グッズがたくさんありましたので、

お土産にしこたま買って帰りました。

オリジナルグッズ | 函館ラッキーピエロ

 

お腹もハートも満たされ、

猛烈な吹雪の中を函館駅前まで歩きました。

そして僕は23時の深夜バスに乗り込み帰路につきました。

 

バスに乗り込んでホッとしました。

 

カーテンの隙間から窓の外をのぞいて見る大吹雪。

すごく寒いけれど、楽しかった。心はとても暖かかったです。

 

函館にきて良かったなぁ。

 

僕も人に優しくありたいと思った真冬の函館でございました。

ありがとう函館。また来るね。